研究推進委員会

研究推進委員会の活動

 研究推進委員会は、本学会としての研究活動をより活発化するために、それまでの研究・研修委員会から独立し、2006年4月より発足した委員会です。

 研究推進委員会では、発足以来、糖尿病教育・看護の向上に寄与する研究活動を推進することを目的に活動してきました。第14期となる現在、本委員会の主な活動内容は以下3点です。
 1.会員への研究助成活動
 2.研究推進のためのセミナー企画
 3.研究の実施・成果発信

 研究を進めるにあたっては、会員の皆様のお力をお借りすることもあるかと思います。その際には、この委員会の主旨をご理解頂き、是非ご協力くださいますようお願いいたします。

委員会による研究成果

※糖尿病診療体制・インスリンに関する安全管理体制の全国調査の速報はこちら(PDF:269KB)

※インスリン療法を行う糖尿病患者への糖尿病看護のベストプラクティスはこちら(PDF:1MB)

※「糖尿病教育・看護領域に求められている研究課題の優先度の特定」調査報告はこちら(PDF:883KB)

※COVID-19感染拡大下における入院中の糖尿病患者への教育・看護に関する実態調査はこちら

※COVID-19感染拡大による糖尿病患者への教育・看護に関する実態調査 ―看護師が捉えた地域連携への影響―はこちら

研究助成について

2024年度 日本糖尿病教育・看護学会研究助成募集のお知らせ
2024年度の研究助成の募集を始めました。
応募期間は2024年5月31日(金)まで(消印有効)です。
大学や臨床での研究のためにぜひご活用ください。
募集要項および必要書類は以下よりダウンロードできます。
研究助成募集要項
研究助成金の使途について
研究助成A 申込書・成果報告書・収支報告書
研究助成B 申込書・成果報告書・収支報告書
研究助成A申請時チェックリスト
研究助成B申請時チェックリスト
研究活動に係る倫理行動規範

過去の研究助成課題と助成対象者

※筆頭者のみ採択当時の所属先を記載

平成22年度

2型糖尿病患者の経験するスティグマが療養行動へ与える影響
中尾友美(市立池田病院), 横田香世, 高樽由美, 仲村直子, 片岡千明

平成23年度

該当なし

平成24年度

インスリン製剤名と識別カラーに関するエラーの発生状況とそのマネジメント
水野美華(原内科クリニック), 和田幹子, 瀬戸奈津子, 福井トシ子, 雨宮久美子, 中山法子,
下村裕子, 西郷和枝, 桐生史江, 松井美貴, 角南ちえ子, 廣津真

糖尿病患者におけるこむら返りとその苦痛緩和への試み-外来における足関節運動の指導の効果-
青木美智子(社会保険看護研修センター), 餘目千史, 尾上和子, 山下亜希

平成25年度

熟練看護師のもつ、糖尿病および合併症の状態理解を促進する「伝える技術」の調査
大澤栄実(名古屋医療センター), 伊波早苗,伊藤ひろみ, 小林貴子, 小平京子, 岡美智代,
恩幣宏美, 井上智恵, 近藤ふさえ, 横山悦子

看護職の解決志向が患者の意思決定と行動変容に及ぼす影響についての実践的検証
住吉和子(岡山県立大学), 大橋睦子, 料治三恵, 佐田佳子, 松田佳美, 荒井智美

妊娠糖尿病妊婦における妊娠から出産後の体験理解と他職種共同ケアモデルの開発
恩幣宏美(群馬大学), 伴野祥一, 岡美智代, 宮田洋子, 茂木英美子

「治療の看護仕立て」の専門ケアの抽出
東めぐみ(駿河台日本大学病院), 河口てる子, 安酸史子, 下村裕子, 小田和美, 大澤栄美,
下田ゆかり, 伊波早苗

平成26年度

一人暮らしの高齢2型糖尿病患者の自己管理支援モデル開発のための基礎的研究-一人暮らしの高齢2型糖尿病患者の自己管理の実態解明-
山岸直子(東京医科大学医学部看護学科)

糖尿病患者に対する身体の心地よさを生かした看護援助モデルの有用性と臨床実践適用性の検証
大原裕子(千葉大学)

「生活者としての事実とその意味のわかち合い」の専門ケアの抽出
井上智恵(近江八幡市立総合医療センター), 下村裕子, 大澤栄実, 下田ゆかり, 伊藤ひろみ,
滝口成美, 道面千恵子, 小田和美, 小平京子

糖尿病腎症重症化予防のためのスマートフォン等を用いたテレナーシングの実用可能性と疾病管理効果の検証
尾崎果苗(広島大学), 森山美知子

平成27年度

インスリン自己注射を行っている糖尿病高齢者の問題と関連要因
中村美幸(東京純心大学)

平成28年度

わが国の糖尿病診療施設における新規に診断された2型糖尿病患者を対象とした糖尿病患者教育の実態に関する調査
田中理恵(筑波大学), 柴山大賀

軽度認知機能障害(MCI)のある糖尿病患者への看護介入の検討
永渕美樹(佐賀大学医学部附属病院), 横堀裕美, 井川幸子, 九州慢性看護実践研究会

平成29年度

総合病院の小児病棟に勤務する看護師の1型糖尿病を診断された子どもと家族に対する支援-治療や社会状況の変化に応じた初期糖尿病教育に向けて-
金丸友(秀明大学), 中村伸枝, 出野慶子, 伊藤千穂

糖尿病とがんを併せ持つ患者のセルフマネジメント支援の実際と困難やその思い
山本裕子(畿央大学), 横田佳世, 光木幸子, 南村二美代, 金山直美

高齢者糖尿病のフレイルを予防する看護ケアモデルの開発
西村亜希子(京都大学), 増田千絵, 川崎てるみ, 石井美穂, 村内千代, 村田裕子

平成30年度

助成A: 2件
「自律神経障害を有する糖尿病患者が自分らしく生きるプロセスを支える外来看護援助ガイド」の臨床活用における効果の検証
青木美智子(日本赤十字社成田赤十字病院), 由浪有希子, 櫻庭咲子

主疾患に糖尿病を併存する患者への退院支援における看護実践のプロセス
佐名木勇(群馬大学), 恩幣宏美

助成B: 1件
2型糖尿病患者の転倒予防としての足趾把持運動の効果
鵜山美樹(奈良県立医科大学附属病院)

平成31年度

助成A:1件
非代償性肝硬変合併糖尿病患者の療養体験
山﨑優介(広島市立安佐市民病院), 岩本由衣, 大佐古三香, 黒田寿美恵

助成B: 1件
糖尿病看護認定看護師による30分おフットケア外来支援の体験から抽出した臨床判断
川畑愛子(愛知医科大学大学院看護学研究科)

令和2年度

助成B:1件
透析予防外来における糖尿病腎症3期4期患者の栄養と身体活動の評価
-自記式食事歴法質問票BDHQと身体活動・骨格筋指数の変化-
江尻加奈子(大阪市立大学医学部附属病院), 森克仁,播磨美佳

令和3年度

助成A:1件
糖尿病患者の抑うつ症状予防アセスメントツール作成と実用性検証
-糖尿病専門クリニック看護師による療養支援-
黒木美紀(関西医科大学大学院 看護学研究科 博士後期課程),瀬戸奈津子

助成B:1件
学童期の1型糖尿病患児に対してサイトローテーション指導を実践する小児科看護師の支援の現状と抱える課題
西島桂子(大阪暁明館病院),村内千代,山﨑歩

令和4年度

該当なし

令和5年度

助成A:2件
インスリンポンプ療法者の硬結の頻度・危険因子の検討
坂根靖子(国立病因機構京都医療センター)

就労している壮年期2型糖尿病患者の心理・社会的負担感への看護援助内容
片野恵美子(常葉大学健康科学部看護学科),三輪美紀

助成B:1件
CGMを使用する2型糖尿病患者支援のための評価ツールの内容妥当性の検討
石井 彩(千葉中央メディカルセンター・千葉大学大学院漢学研究院),正木治恵,大倉瑞代