理事長挨拶

令和4年 10月

 このたび一般社団法人日本糖尿病教育・看護学会の第13期理事長に就任いたしました。20年余り前に当時の認定看護師委員会委員として活動させていただくことに始まり、現在二巡目の役員、前期の副理事長に続くタイミングで大役を担うことになりました。糖尿病看護認定看護師の皆様とともに本学会に育てていただいた恩返しができるよう、微力ながら鋭意努力してまいります。

 第12期では、コロナ禍に加えて豪雨や台風被害、ウクライナへの軍事侵攻等で落ち着かないなかにおいても、学術集会をはじめとし、これまでの事業を滞りなく活発に進めることができました。ひとえに、重責を果たしてくださった学術集会会長、社員ならびに会員の皆様のご協力ご支援の賜物と、感謝申し上げます。

 本学会は、「糖尿病教育に関する研究者の発表の場、あるいは実践家の実践報告の場、また研究者や実践家の情報交換の場であり、これまでの糖尿病教育・看護の経験や理論を整理、統合し、糖尿病教育の向上に貢献すること」を目的としています。社員ならびに会員の皆様に多大なるご協力をいただいて11の委員会が積極的にその役割を担い活動していくことで、この目的を遂行しています。

 第13期では、寄附金をもとに検討を重ねてきた糖尿病教育・看護に関するe-learningシステムにおいて本格的にコンテンツの作成に着手し、日本糖尿病療養指導士認定機構と連携した研修の運営を目指してまいります。また、本学会の2017年~2021年までの「5か年計画重点目標」について、各委員会活動実績を評価する過程でいくつかの課題が見えてまいりました。これらの課題を踏まえて、次の5年に向けた目標の策定に取り組んでまいります。そして、これまでの事業の発展に向けて時勢を捉えたチャレンジ精神を忘れずに、常に新たな視点をもって推進していきたいと思います。

 現在の会員数は賛助会員20団体を含め約2,200名で、その半数以上が糖尿病教育・看護の実践に携わっている方々です。臨床家と教育・研究者がそれぞれの専門性を発揮し、協働しながら本学会の運営・活動を担っていることが、本学会の何よりの強みになっています。この強みを最大限に活かし役員と事務局一丸となって会員サービスの充実をはかり、糖尿病教育・看護実践の向上・発展、糖尿病とともに生きる人々、ひいては人々の健康と福祉への貢献を目指し、役割の遂行にベストを尽くす所存です。

 引き続き、お力添えの程、何卒宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人日本糖尿病教育・看護学会
理事長 瀬戸 奈津子